高速料金でも鳩山政権迷走…前原国交相反発に見直し撤回(スポーツ報知)

 鳩山政権がまたもや迷走した。鳩山由紀夫首相(63)は22日、6月導入予定の高速道路の上限料金制をめぐり民主党からの求めを受けて再検討を決めたことに関し、前原誠司国土交通相(48)と官邸で協議。前原氏は協議後、「現時点では見直しは行わない」と明言、首相と平野博文官房長官も了承したことを明かした。

 21日、政府と民主党の首脳会議で、小沢一郎幹事長(67)が「政権公約では高速道路無料化と言っているのに、一部で値上がりするのはおかしい」と再検討を要求。これに鳩山首相が「引き取らせていただく」と応じた。小沢氏の“横やり”に怒った前原氏は反発し「辞任を示唆」したとの報道も飛び出していた。首相は前原氏の反発を受け、見直し方針を撤回した。

 二転三転の末、首相は前原氏の意向をふまえた上で「関連法案審議中は見直さないものの、法成立後に引き下げの方向で調整」という折衷案を採った。法案審議前に政府と党が対立すれば政権運営に影響すると判断、決着を先送りした。

 小沢氏はこの日夕、鹿児島市内の県連パーティーで「無料化どころか値上げになったのでは説明がつかない。全国から幹事長室にごうごうの非難が来た」とスピーチ。「無料と言ったのに、皆さんにうそをついたことになる」と、見直しの必要を重ねて主張。しかし、首相は「新しい政治に(党の)皆さんも加わって作り上げていこうじゃないかというメッセージと思っていただきたい」とKYなコメントを残した。

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